DNNによる画質評価の情報収集
10年ほど前(ちょうどAlexNetが世間を騒がせたぐらい)にBag of Keypoints表現を使って,視覚的概念の定量評価に関する研究に取り組んでいた.当時はビッグデータという言葉が流行し始めたころで,職人的な画像特徴量の設計に関する研究が盛んだった記憶がある.私はその当時から画像認識分野の知見をなんとか画質評価に導入したいともがいていた記憶が蘇ってきました.
さて,今日はDNNによる画質評価の情報収集結果をまとめた備忘録を.良いサイトを見つけた.
Image Quality Assessment | Papers With Code
ここから芋づる式に調べたところ,今まさにやりたいと思っていた文献が見つかった(文献というか欲しいデータセットがあった).
PIPAL
IQA(Image Quality Assessment)用のデータセットで,以下の特徴が珍しいというか今までなかった. * 種々の画像処理(Blurなど)だけでなく,GANによる画質改善を行った画像に対する主観評価値 を持っている.これは使えそうだ.